2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今月読んだ本 9月

長島 友里枝 「背中の記憶」 朝井 まかて 「薮医 ふらここ堂」 中脇 初枝 「世界の果てのこどもたち」 村上 春樹 「職業としての小説家」 池井戸 潤 「果つる底なき」今月も読書量は少なくたった五冊だったが それぞれはとれも面白く興味深かった。対象とし…

ボンネットバス

少年時代 中学高校とバス通学だったのでバスにはことのほか愛着がある。 当時のバスは写真の様なボンネットのあるバスで沖と奥、廿日市旧市街と上峠の間九十九折りの未舗装の曲がりくねった坂道を一時間強かかって結んでいた。そして沖のバスはリアエンジン…

かよこバス

先だっての日曜、商工センターの中小企業会館で恒例の第17回バスまつりが開催されたので佐方から歩いて出かけた。九時少し過ぎに会場に着いたがもう既に大勢の人で賑わっていた。会場の一角に展示されてあったのが この「かよこバス」である。広島地方で1905…

昨夜は中秋の名月であった。子規も沢山の名月の句をよんでいる。その中から三句。 「名月や もう一いきで 雲の外」 「名月や 人の命の 五十年」 「名月や 伊予の松山 一万戸」 どれも とても いいね! さすが正岡子規である。

パスポートの表紙にデザインされているように日本を代表する花である。春の桜、秋の菊とされる。しかし個人的には余り好みではない。葬祭で多用される花でもあり この場合は白が多いようだ。 また仏壇に供えることも多い。なので とてもポピュラー過ぎるのだ…

蕎麦

今 道端の畑に蕎麦の花が咲いている。純白でとても綺麗だ。花はこれから盛りを迎える。蕎麦は好きだが名店になるとちと高価なのは気に入らない。もともとは救荒作物なのだから安価なのが当然だが笊にほんの少しで700円くらい取るのはまったく気に入らない。…

紫式部

紫蘇科の低木。夏に花をつけ秋に実をつけるとある。季語は晩秋。花はみたことがないが実は紫色の鮮やかな色をしていて今頃見かける。古の人「紫式部」がどんな容姿であったかは定かではないが この鮮やかな実の色から想像するにきっと気品ある女性だったろう…

日本の二大俳句は芭蕉の「古池や 蛙飛びこむ 水の音」英訳は[Old pond/Frogs jumped in/Sound of water]と子規の「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」英訳は[ Eat a persimmon/And the bell will toll/ At Horyuji]らしい。 それはともかくとして 秋の日本を代…

彼岸花

彼岸の中日も近いのであちらこちらで彼岸花をみかける。別名「曼珠沙華」「しびとばな」縁起が良いのか悪いのか解らないが秋の点景に欠かせない花でもある。子規の俳句に「日の落る 野中の丘の 曼珠沙華」がある。良い情景を詠んでいるので感心する。今朝か…

ジェットストリーム

初めての海外旅行はジャルパックで欧州へ 搭乗機はJALのボーイング747-300ジャンボだった。その思い出に感動してビデオテープを買ったのが城達也さんのナレーションによるジェットストリームである。あのナレーションはめくるめく様な感動の光景を的確に伝え…

多摩川梨

少しややこしいが義兄の嫁さんの東京在住の弟さんが送ってくれたもののおすそわけである。毎年送ってくるらしい。大都会東京にも梨の産地があるのだ。都下稲城市周辺は昔から梨の産地として名高いらしい。品種は定かでないが都会育ちの割には色黒で不細工で…

南京豆

広島方面からは西広島バイパスの佐方サービスエリア手前の側道を少し下り信号を左に折れて少しゆくと左に酒屋さんがある。名前をタナカリカー&フーズと言ったと思う。普通のなんてことは無い酒屋さんだけれどここで焙煎し売っている南京豆がすこぶる美味い…

サルビア

我が家の庭の片隅で今咲いている。この花はほとんど深紅の物が多いが残暑の残るこの時期 赤は暑すぎると思う。我が家のは紫青で 正しくはブルーサルビアと称すらしい。葉の緑と対比して綺麗だ。日本には明治の中期に渡って来たらしく 子規にこの花を詠った句…

桔梗

是は栽培種。野生のものは絶滅危惧種である。秋の七草の一つ。子規は桔梗を題に沢山詠んでいるが そのうちの二つ。 「桔梗活けて しばらく暇の 書斎哉」 「せわしなや 桔梗に来たり 菊に去る」季節感があって 美しいが 形と云い 色と云い はかなさを感じさせ…

廿日市駅新駅舎

駅舎南口(旧廿日市町側) 駅舎北口(洞音寺側)新駅舎がその概要を表し始めた。完成は来春らしいが外観はほぼ完成している。線路の上に駅舎本体が設置される橋上式である。木の街「はつかいち」を表現するようにふんだんに木材が使われている。でも せっかく…

シャインマスカット

四、五年まえから出回り始めた画期的な葡萄である。種がない皮毎食すことができ、なおかつ甘い。葡萄は大好きであるが在来のキャンベルなんかは種があって皮を覗かなくてはならなかった。なので食すにはかなりの根気と根性と努力が必要であった。これらをす…

ゴムの木

義兄の所からゴムの木を譲り受けた。居間に置いてあったのが大きくなりすぎて吹き抜けの二階まで届きそうだったのでカットして持ち帰り玄関に置いた。ここは吹き抜けで少々伸びても大丈夫。昔 約四十年くらい前 牛田の社宅住まいだった頃DKにゴムの木があっ…

無花果ジャム

無花果の季節になった。なので五日市の農彩館に沢山の無花果が出回りはじめたのでかなりの量をゲットして家人がジャムに加工した。生の無花果は余り好きではないが ジャムは格別である。トーストした食パンに付けて食すと今日一日良いことが起きそうな気分に…

先日 鳥取在住の長女の友人が二十世紀梨を送ってくれた。段ボール箱に十四個ぎっしり行儀良くならんで我が家にやって来た。一個一個にはシールが貼ってあり「光センサー」とある。糖度をセンサーで感知して味が統一されているらしい。なのでどの梨も味が一定…

幸楽苑

佐伯区のコイン通にもうすぐオープンするラーメンのディスカウント店である。ラーメンが一杯390円だから安い。良く行く我馬の赤うまが780円だから半値である。味はどうだかわからないが安価であることは良いことだ。佐伯区は今ラーメンの激戦地であり、波出…

露草

雑草だが好きだ。朝に咲いて昼に萎む儚いブルーの花が愛おしい。秋の季語でもある。 「露草の 露の細道 人もなし」 子規 「露草咲けり ほの白くみゆく 海よりの風に」 山頭火 「うつり行く 色をばしらず 言の葉の 名さえあだなる露草の花」 西行 と句や歌に…

柘榴

昔の洋画家 藤島武二だったか青木繁だったか定かではないが柘榴を描いた名品があったと記憶している。本物の柘榴より柘榴らしい素晴らしい絵画であった記憶がある。柘榴は種ばかりおおくて食べても面倒くさくて余り美味しいとは思わないがこの種が沢山あるこ…

ついこの五月から六月に苗だった稲がたわわな実をつけている。これは早稲だと思うがそれにしても成長の早さには驚く。ウォーキングの途中よくみると普通の稲でも穂が沢山ついていて実りの秋が近くなったと感じる。ここいらでは緑の田を見かけることも少なく…