露草


雑草だが好きだ。朝に咲いて昼に萎む儚いブルーの花が愛おしい。秋の季語でもある。
「露草の 露の細道 人もなし」 子規
「露草咲けり ほの白くみゆく 海よりの風に」 山頭火
「うつり行く 色をばしらず 言の葉の 名さえあだなる露草の花」 西行
と句や歌に読まれてるのが奥深い。