バオバブ


広島市植物公園の大温室内に昨年定植されたオーストラリアからやって来た世界で最大の樹バオバブの木が職員の努力もあってすっかり定着し枝から沢山の葉が生じている。ウィンドウズ10の表紙にある原生のバオバブには及びもないがなかなかの壮観ではある。なので表紙のマダガスカルか何処かの原型は途轍もなく凄いだろうと思う。さすがはウィンドウ10だ。でも植物公園のバオバブも中々の樹景であり楽しませてくれている。必見の価値あり!

バオバブに 緑の葉が 繁りけり」 忠行

コスモス


少し前だが広島市の植物公園でコスモスが満開であった。春は桜秋はコスモスである。この花は「秋桜」とも称される。とても良い名前だ。山口百恵さんが歌った名曲「秋桜」も名曲であった。引退したので若き日の百恵ちゃんのイメージのままだがもう立派なおばさんになっているとおもうが美しさは全く変わっていないと思う。少なくとも僕の頭の中では百恵ちゃんは永久不滅のアイドルです。

「一面の コスモス畑 人を呼ぶ」 忠行

ダリヤ


僕がまだ小学生だった頃亡くなった母が峠の古い家の庭先にダリヤの花を植えていた記憶がかすかにある。その後長い間あまりこの花はもてはやされなかったが最近また脚光を浴びつつ有るのは目出たい事だ。ダリヤはいろんな花のフォルムとカラーがあってとても楽しい。かつ手入れもバラのように手間がかからないのが利点である。密やかにブームが続いてもらいたい。

「赤と赤 母が残せし ダリヤかな」 忠行

薔薇


広島市佐伯区倉重の広島市植物公園では秋のバラが満開である。普通バラは春の花であるが一年が終りにちかずくこの時期は色鮮やかで薫りも強いような気がする。色とりどりに咲き誇る花は人々の心を掴んで離さない。

「植物園 百花繚乱 秋の薔薇」  忠行

EF500&EF510



JR貨物が1990年に製造した交直両用の電気機関車である。群を抜いたデザインの外観とカラーリングの機関車であるが試作機のみで量産化はされなかった。2002年に廃車されJR貨物広島車両所にて保管されている。詳しくはわからないがパワーがありすぎて他の列車に不具合が生じたらしい。

JR貨物富山機関区全38両所属。大阪青森間日本海縦貫線にて貨物輸送に従事。この車体はブルーの塗色であるがほとんどはレッドの塗色で愛称「レッドサンダー」である。

EF59&EF67


広島駅から西条盆地に向かう山陽本線は瀬野八本松間が急勾配で22.6%(即ち千mに対して22,6m上がる)である。よってこの区間貨物列車は列車の後部に補助機関車をつけ押し上げてもらう。1962年に山陽本線が電化された当初は蒸気機関車のD52を後部補機として使用していたが1963年に電気機関車に置き換えのためEF53とEF56から改造された。ともに旧世代のELでありデッキ付きでマルーン色の外装色が特徴である。

EF59の後継機。EF60,EF65からの改造。ボディは広島県の木の紅葉に因んで赤褐色である。尚現在のセノハチの後部補機はEF210の300番台となっていて標準色の青に黄色いラインが目印である。

「紅葉負い 瀬野八登る 電機かな」 忠行

今月読んだ本 10月

林原 玉枝   「猫の商売」
吉田 修一   「国宝 上」
        「国宝 下」
沢木耕太郎   「銀河を渡る」
山野井泰史   「垂直の記憶」
ジェフリーアーチャー 「嘘ばっかり」
林  洋子   「旅する画家 藤田嗣治
森下 典子   「好日日記」