ダリヤ


僕がまだ小学生だった頃亡くなった母が峠の古い家の庭先にダリヤの花を植えていた記憶がかすかにある。その後長い間あまりこの花はもてはやされなかったが最近また脚光を浴びつつ有るのは目出たい事だ。ダリヤはいろんな花のフォルムとカラーがあってとても楽しい。かつ手入れもバラのように手間がかからないのが利点である。密やかにブームが続いてもらいたい。

「赤と赤 母が残せし ダリヤかな」 忠行