EF59&EF67


広島駅から西条盆地に向かう山陽本線は瀬野八本松間が急勾配で22.6%(即ち千mに対して22,6m上がる)である。よってこの区間貨物列車は列車の後部に補助機関車をつけ押し上げてもらう。1962年に山陽本線が電化された当初は蒸気機関車のD52を後部補機として使用していたが1963年に電気機関車に置き換えのためEF53とEF56から改造された。ともに旧世代のELでありデッキ付きでマルーン色の外装色が特徴である。

EF59の後継機。EF60,EF65からの改造。ボディは広島県の木の紅葉に因んで赤褐色である。尚現在のセノハチの後部補機はEF210の300番台となっていて標準色の青に黄色いラインが目印である。

「紅葉負い 瀬野八登る 電機かな」 忠行