寒くなってここ廿日市市の佐方川や可愛川の河口に沢山の鴨が飛来して来ている。多分夏の間はシベリアなど北の国で過ごしていたのだろう。冬の間はここで過ごし また数千キロを飛び交っていく、大変なことだが野性のなせることなので鴨たちは平気で活動している。これが彼らの性であろう。

「鴨の中の 一つの鴨を 見ていたり」 高浜 虚子

「日あたりの 入江にたまる 小鴨哉」 子規