駅うどん


駅の立ち食いうどんが大好きである。理由は「安い,美味い」からである。

写真は広島駅の麺家のかきあげ天婦羅うどん、メニュが多種ある中で最上級のうどんであるがお代は480円也、リーズナブルな価格、ボリュームあるかきあげ、ソフトなうどん、デリシャスな汁から構成されている。

昭和三十年代の国鉄は主要駅毎に蒸気機関車を付け替えていたので 例えば広島から関西方面への列車は糸崎駅にて十二分な停車時間があり、ここで食すうどんはめっぽう美味しかった記憶がある。ホームの掘建て小屋風の立ち食いうどん屋であつあつをふうふうしながら食したうどんはかけがえの無い美味さだった。と言うように駅毎にホームにうどん屋があった時代がとても懐かしい。

広島駅新コンコースの「麺家」の残念なことは綺麗で清潔感あふれることだろう。立ち食いうどんは場末のバラックが良く似合うのだ。