ムクゲ

韓国の国の花である。 日本では茶花として 愛されている。

いま 日韓 日中の政府間では いがみ合いが続いている。 韓国も中国も過去のことに こだわって 未来を見据えていない。

一昨年 ヒースローへのアシアナ機内で隣にすわった 韓国人少年はとても親切で温かかった。 ヒースローからの帰途 隣の韓国人中年女性も同じく親切で ピピンパの食しかたを 言葉が通じないなかで 手取り足取り教えてくれた。

また スイスのヴァルスであった いまはシンガポールで建築の勉強をしている中国人女子学生も とても あたたかく フレンドリーであった。

個人と個人は 互いにこだわりも無く 接しているのに 国と政府は角突き合わせ やれ歴史認識だ やれ固有領土だと訳の解らぬ無理難題をもちあげていて 嘆かわしい。

国家の権益だからといって 利己的な主張を唱える両国には合点がゆかない。

ムクゲの花も寂しそうだ。