とんど


点火前

点火

燃焼

餅焼き隊

ふるさと 峠での 子供のおりの とんどは 旧正月から初めての新月の夜 闇の中 凍てつく様な寒さのなかで焚かれた。

竹を燃やし 書き初めを燃やし 餅を割り竹に挟んで焼くのは 今も変わらないが 昼間のとんどは あの夜を焦がす炎の様がなくて 少しもの足らない。 でも 小学校校庭でのとんどに子供達はとても楽しそうだった。