軽羹


鹿児島の銘菓である。

家人の長兄が 鹿児島に旅したらしく 土産に貰って来た。 丁度 九州新幹線が架線にビニールが引っかかり 六時間に渡ってストップしたのに 遭遇して大変であったらしい。

軽羹の構成員は米粉 砂糖 山芋であるとあった。これをスポンジ状に蒸し上げてつくる。歴史は古く 千七百年頃からとある。もともとは中には餡子は入って無く 色も純白が 正調である。 最近では 餅と同じく 餡入 色も 桜色 草色と多様化している。が 本来の純白で 餡なしが好みである。ほのかな甘さとさくさくした食感が何とも言えない。

広島の紅葉饅頭もそうだが 最近では いろいろなバージョンがあって 多種多様かし おまけにチーズとか チョコレート餡なんかいれて グローバル化しているが これには異をとなえたい。

古来 本来の製法 味を基本としてもらいたい。

いくら 外人旅行客が ふえたからといって これに迎合した変な日本菓子を製造する奴は 非国民である。 かえって 外人に非礼でもある。

あくまでも 日本の良き味 良き伝統を守ってもらいたい。