昔にくらべたら 田んぼが随分少なくなった。 が ウォーキングコースのまわりには まだまだ 水田がたくさん在る。

とおりかかると もう稲がしっかりと根ついて 今年も元気の成長している。 水の上をつたわってくる 風もなぜかしら 爽やかで ウォーキングの汗を 拭ってくれるような気がする。

そして 何より 緑の色が良い。 

山里で育った少年時代には 当たり前だった光景が最近では 珍しく思える。

この国の風景は荒れはててしまったけれど 残った田んぼの情景は うつくしく やさしかった景色の名残りを もたらしてくれるようだ。