トラム

ウィーンの交通機関はいろいろあるが 一番 便利で利用しやすいのはトラム 即ち 市内電車である。

行き先にならんで 表示されている番号やアルファベットで路線がきまっていて これをたよりに乗ると まちがいなく 目的地にたどり着ける。

ベルヴェデーレ宮殿へは 38番のトラムであった。

トラムも最新型から 古いのまで いろいろな形の電車があって それぞれに楽しい。 古いのは後ろのトレーラーが付いている。大きさは広電よりもやや小さく こじんまりしている。

新しいトラムは スイスやオーストリアの街を走っている電車がほとんどそうだが デザインが良く スマートである。 比して 日本の同型のトラムやLRTはどうも 野暮ったく 洗練されていない。 車もそうだけれど ワーゲンと国産車を比べると デザイン面では 欧州車に一日の長があって選れた形や色をしている。 まあ これも 伝統のなせる技であろう。

ウィーンのトラムも赤を基調として 選れたフォルムで楽しい。