若い娘(ユングフラウ)

ミューレンの三日間は二日が雨だった。 

最終日 やっと 雲の間から ベルナーランド三山( アイガー メンヒ
ユングフラウ)が顔をのぞかせてくれた。 でも アイガーの北壁は 北風が当たって 何時も雲が発生して 急な北壁の直角は傾斜は定かでなかった。

それを 慰めてくれたのは ユングフラウである。 昨年 ユングフラウヨッホに電車で登った時には なんで このギザギザの山がユングフラウ(若い娘)と名ずけられたのか 不可解だったが 今回 ミューレンから眺めて 始めて 納得がいった。

その姿が 丁度 若い娘が裾広がりのドレスを来ているように見える。美しい、

ミューレンからラウターブルンネンへのトレッキング中 ずっと 斜め後方に ときには雲に隠れながら その美しい姿があった。

こんな日がスイスで至福の喜びを もたらしてくれる。