ルチェルン文化会議センター

建築屋なので たいていのことには驚かないが このKKRの巨大な庇には驚いた。

ルチェルン湖畔にある 総合文化センターで フランス人建築家 ジャンヌーベルの設計である。 随分 前に建築雑誌でみたことが在ったが これほどのものとは思わなかった。 船と比較すると その巨大さが 良くわかる。

庇の下はどうも 屋外コンサート会場らしく PAの設備が在った。千人以上が観賞できるのでは無いかと思う。

スイスの現代建築は昨年のパルルクレーセンターもそうだが あっと 思わせる迫力に満ちていて 楽しい。 もっともお金もたくさん掛けている。

この建物も庇が湖とシャープな対比を見せて 新しい景観をつくっている。

この前のタイのスワンナブーム空港も(後で調べたら ドイツ人の建築家
ヘルムート ヤーンの設計だった)そうだが 国の文化の程度をこれらの建物は如実に表している。 比して 日本の建築はせせこましく 貧しい!