粗品

世間では 一般に 諺として「只ほど高いものはない」と言うが 私には「只ほどうれしいものはない」である。

電気店デオデオがセールのとき(年から年中セールをやっているが)粗品をくれる。 当然 ただである。 今回はコールマンの膝掛けであった。粗品だから 祖末な品物で 大人の膝掛けには 不十分の大きさと厚さである。 そこで 愛猫の毛布とした。 薄くて軽いので 猫がとても喜んだ。

物事の順序として 一 只  二 50%引き 三 一個増量 なる品物が大好きだ。 昨日もスーパーで 納豆一個増量を買って とても 得した気分であった。 意気ようようと家に帰って来た。

逆に 本日の特価品が 他のスーパーにいったら 通常値で より 安かった場合は 残念至極 その日 一日中 慚愧の念に耐えず、悔しい思いをする。眠れない程の事はないが! 

朝 朝刊と共に チラシを入念にチェックするけれど 時々 失敗して 高値をつかまされてしまう。 そのときは高々 数十円だが とても 悔し思いだ。