月がとても蒼かった

昨夜 寒冷前線の驟雨がすぎた後 冬型の気圧配置となり 空がとても澄んで 綺麗だった。 晩秋の満月が 蒼く 雲の切れ間から顔をのぞかせて まもなくくる冬を 厳しく凍てつく季節の到来を示している。

この季から冬の月 特に きびしい寒さの夜の月が好きである。厳然として 凛々しい!

人が死すとき 生まれるとき 汐の満ち干と関連があるらしい。ということは月と連動する。死が干潮と記憶しているが定かではない。父母が亡くなった時はどの時間だったか 汐を気にする余裕もなかった。あの月のもとで 再び 父母に会えると思うと心安らぐ。

話は変わるが 楽天の前監督の野村さんは 選手時代の自分のことを 月に例えていた, 太陽が巨人の長嶋選手 王選手とするならば 地味で華やかさの無いことを称していたのだと思う。しかし 監督になってからの活躍 力量 情熱はすばらしい。75歳になって なお闘志を失っていない。ぼやきが多いのは少し残念だが そのパワーは見習いたい。

太陽の如く 華やかでなくても 月のようでも良いと思う。 

凍てつく冬でも 厳然として行きたい。