新聞の地方欄に佐伯区の「みずどりがはま公園」にジャガランダの花が咲いているとあったので出かけてみた。が 苗木であったのか はたまたちいさかったのか見当たらない。随分探したが見つけることが出来なかった。
数年前リスボンを旅したおりに丁度ジャガランダが満開で空を紫に染めていた。大航海時代に南米から持帰った樹が根付き巨木となっている。どこからか聞こえてくるファドの音とともにユーラシア大陸の西の果て紫に輝く花は異境の地の香りが色濃く温かく私達を迎えてくれた。とても懐かしい思い出である。
「リスボンに 思い出残す ジャガランダ」 忠行
