牡蛎は生が一番美味しいとおもうが加熱調理したレシピの頂点に立つのは「カキフライ」だとおもう。酒にも合うし御飯にもあう。我が家では普通500gの牡蛎をフライにするが三人でほとんど食べ尽くしてしまう。それほどカキフライは美味しい。新鮮な牡蛎は汐の香りはあるがいやな匂いはまったくなくて爽やかな味である。特に宮島産が良い。冬の食の王様であろう。小鹿田焼の大皿にいっぱい盛って食らうのは至高である。ちなみに作家の村上春樹さんも大好きらしいが村上さんの奥様は嫌いらしい。
「もう良いと たらふく喰いし カキフライ」 忠行
「牡蠣汁や 居続したる 二日酔い」 子規
「行年や 石にくひつく 牡蠣の殻」 子規
