枇杷の花


花にあっても愛でられるものもあれば愛でられないのもある。愛でられない花の代表格がこの枇杷であろう。冷たい師走の空にひっそりと咲いている。

「職業の 分からぬ家や 枇杷の花」  子規

「北庭や 日影乏しき 枇杷の花」   子規

枇杷それ自体もう何年も食していないなあ。