津和野


列車が津和野盆地に下って行くと赤瓦の家並の向こうの太鼓谷神社のあざやかな朱色の姿が車窓の現れて来た。

今回は下車しなかったがこの町がとても好きである。時間がゆっくりとながれている感じがする。江戸時代以前から変わらぬ姿は此れから先も永遠につずいて行くだろう。でも城主の亀井家は土地の庶民にはあまり人気がないようでもある。

でも鯉が泳ぎ 鷺が舞う祭り 流鏑馬 乙女峠まつりなどなど美しい日本の原風景がこの町にはまだまだ残っている。