葡萄


家人と親しい高校時代の同級生が葡萄やジャムを沢山送ってくれた。もちろん彼女と私も同級生である。その時期彼女は男子生徒の憧れの的であったとの思い出がある。

秋の果物は沢山種類があるがそれらの王様は葡萄だと思う。「ぶどう」や「ブドウ」ではなくて「葡萄」であろう。そのまま食しても絶品であるしワインもまたワールドワイドの良い酒である。

「黒きまでに 紫深き 葡萄かな」 子規

送られた葡萄を一粒ずつ 遠くなった昔を思いだしながら大事に味おうと思う。「青春」に相応しい良い時代だった。