柘榴


近所の庭で今柘榴がたわわに実っている。余り食したことはないがたしか実が沢山在って酸っぱいが風雅な味だった様な気がする。その実の多さにより飾っておけば子宝に恵まれると言うことらしい。もう少ししてもしも頂くことが出来たら日本画に描いてみたい。

自然信仰とまではいかなくても自然の様をうやまうことは正しいとおもう。あらゆるものが意味の在る形態を有するのだ。それからいろんなことが学べる。

「はちわれて 実をこぼしたる 柘榴哉」

「筆筒に 拙く彫りし 柘榴かな」  共に 子規