青梅


昨日 峠の幼なじみのたけちゃんから電話があって 薮の近くにある梅の木に沢山の青梅がなっているので 採りにこないか?との連絡があった。

この木は先祖代々(と言っても 大した家系でもないが)の梅の木で かなり大きい。 高さもあって 梅も採りにくいのだが 毎年高枝鋏で枝毎 切り落している。枝はいっぱいあって多少の事は無い。

もいだ梅は家人が梅干しにする。これは梅雨明けの年中行事である。最近は海外旅行で 特に日本の食品を持参することも無くなったが 梅干しだけは持って行くようにしている。異国の食事にあきても これを食すと元気がでてくるのだ。イギリスやヨーロッパには梅がないので 在留邦人はアンズで梅干しならぬアンズ干しを作ると聞いた。

青梅から いろいろな加工品を作るには 手間ひまかかるがそれだけの事はあって 我が家の食卓では一点の清涼剤と化す。梅干しの入った白いおむすびは食してとても美味しいし、飲んでは梅酒の水割りは是からの暑い季節に欠かせない。

もう少ししたら 青梅を採りに峠にあがろうと思う。