竹富島


周囲が約9kmの小さな 真っ平らな そして 静かな島である。 集落は掃き清められた白い道の両側の 小さくて 屋根は寄せ棟 南面にユーモラスなシーサーが鎮座し 赤瓦を漆喰で固めた本瓦葺きの家屋で簡素、周囲は石灰岩で出来た風よけの石塀で囲まれ ハスノハギリやイヌマキの豊かな緑とハイビスカスやブーゲンビリアの鮮やかな花が咲き乱れている。

南の島なので 冬でも晴れた日は気温が24度cにもなる。 人々もとても心暖かい。

でも 今でこそ 観光客で賑わっているが 昔は貧しかったのであろう。が
人々はそのなかでも お互いに助け合って生きて来たみたいだ。集落の隅々まで掃除が行き届き 話す言葉も はしはしから 温かさが伝わって来て 心地よい気持になる。 家も人も 何世代も 昔にタイムスリップしたみたいだ。
ここでは時間がゆっくりとしか進まず 時には止まっている。

集落の外は 夜 明かりも無く 真っ暗な闇であった。この事も素敵だ。 ☆と月が鮮やかである。

唯一 残念なのは 電柱と電線が 意図もなく 張りめぐされていたこと! 
伝統的保存地区なので なんとかしてもらいたいと思う。

つぎの朝 起きてみたら 地の人が 白い道を掃いていた。