ピラカンサス


和名を橘擬 もしくは常磐山楂子と称すらしい。 もともとはギリシャ語の炎(ピラ)と棘(カンサス)から名付けられている。

実がなるからには 花が咲くので この時期は五月中旬であるらしいが 白い花を見た事は無い。

亡くなった父が花木栽培を営んでいた当時 この木が沢山在った。其の当時は冬に 赤い実をつけるので 赤は魔除けらしく 庭木として 少しは重宝されていたみたいだ。

でも 同じ赤い実をつける 南天やら クロガネモチ程 庭木として重要視されいた訳でもなく とりあえず 在れば良い くらいだったと思う。

最近はあまり 見ないが 公園やキャンパスの片隅に ひっそりとあって赤い実を沢山つけている。

誰も 注目しないので 自分自身の今を反映しているようだ。