ネコが大好きである。 これは楽々園でみかけた飼い猫。 なかなか気品があって凛としたたたずまいをしている。

犬と異なり 飼い主に媚びる事が無いのが良い。 唯我独尊である。

かって 我が家にもネコが居た。 雄のキジトラで 姿の通り「チャオ」と云い とても とれも 可愛かった。 ネコとしては運動神経に乏しく 神経質だが 温和しくて 良い気質の持ち主だった。 昨年 死んだが いまでも 思いだすと 悲しいし 寂しくて仕方が無い。

今日は 大雪である。なので 外はとても静かである。 チャオは寒がりだったから きっとあの世で 炬燵に潜り込んでいるだろう。

静けさのなかで時計の音のみが カッチカッチと聞こえる。 時間のみが 経過してゆくが 歳をとると 嬉しいことは少なくなり 悲しき事が多くなるような気がする。