自動車運搬船


広島港の岸壁は マツダ宇品工場に隣接しているので 沖に自動車運搬船が停泊していた。

マツダ車はここから 世界各地へ輸出されている。

TVで見た事があるが 新車を自走で 運搬船に載せるドライバーの腕は正に神業である。 ミラーが取り外されている車をバックで 約十センチくらいの間隔で ピタリと止め 順次 整列する様にはとても驚いた。 まさに日本人ならではの 業であろう。

逆に外車の場合はどうしているのか 疑問に思ったが 数的不利なので 多分おおざっぱに 載せてくるのだろうと思う。 違うかな?

船は 一隻一隻 用途に応じて 形が異なる点が面白い、 船キチにとっては そんなところが 魅力なのであろう。 そして かっては 波の果ての外国への旅路をいざなう唯一の乗り物であった。 だから 今 航空会社の機体はシップであり 機長はキャプテン 副操縦士はコーパイと船用語がもちいられている。 水や海の上の乗り物が船、 空気や空の上の乗り物が飛行機である。