稲穂


ウォーキングの道すがら 田んぼの稲も花が咲いて 早生なんかはもう実がついているのもある。

この時期の田圃は 緑で 溢れている。

昔は 日本の農村で 山や田んぼの緑とそして茅葺きの民家から構成される風景は それはそれは 美しかったと思われる。ただし庶民は貧乏だった。

少しばかり 民は豊かになったが その美しい心象は 開発と言う名のもとにことごとく 破壊され 人々の心も 同じになってしまったのは とても悲しい。

わずかに残った 田畑の 稲穂にその面影を残すのみである。