塩鯖

山里の貧しい農家で育ったので 日々の食、特におかずについては 自給自足が 原則で 豆がなる時期には 毎日毎日 豆の煮たものばかりだったし
カボチャの時期には 日々 カボチャばかし食していた。

海からも遠かったので 魚が食卓に上ることは希で 上ったとしても 塩鯖ぐらいだった。 でも たまに上る とても塩辛い鯖は 美味かった記憶がある。

だから 今でも 塩鯖は好物である。 昔と異なり 甘塩になっているのが少し残念だが とても美味い。 家人は沖のうまれなので 魚はあまり好きではないので いまでは 週に一度くらいしか 魚を食す機会がないのが残念だ。

昔と違って 今はかなり豊かな食となっているのは 良い事だと思う。

昨夜は 塩鯖のキャベツ添え 菠薐草の玉子綴じ ピェンロースープからなる構成であった。