増築

佐方川の土手下にある住宅。 当初はフラットルーフの二階建て 鉄筋コンクリート造の家屋だったが いつのまにか三階に三角の金属屋根を増築していた。

多分 以前 陸屋根から漏水したと考えられる、その対策として屋根を新設したものと見える。 普通は陸屋根を覆うのみだが 三角屋根にしたので あらたに居住空間が出来 まさに「一石二鳥」である。 しかも 全体として 形に不自然さが無い。 良い増築である。

日本では 雨が多い なので 勾配屋根が必須である。水対策さえ しておけば どんな あばら屋でも 二三十年は持つ。

コンクリート造の建物なんかでは 陸屋根が多いが 気候風土上 この国にはそぐわないと思う。