ピェンロー

冬を迎えて　寒さが厳しくなって来たこの季節　白菜が美味しくなった時期に　我が家の食卓にあがる鍋物にピェンローがある。

これは　もともと舞台芸術家で作家の妹尾河童さんのレシピによるものであるが　シンプルにして　とても美味しい鍋である。ただし　なぜ　ピェンローと言うのか　其の由来は定かではない。

材料は白菜　豚バラ肉　鶏もも肉　干し椎茸　春雨で　これを水を加えて約45分くらい良く煮る　そして　仕上げにごま油を加えて出来上がり。調味料は塩のみ。他の材はいっさいなしの潔い鍋である。

このところ　家人も私も少し血圧が高いので　塩気を控えているが　このピェンローに関しては少し塩分が多い方が美味しい。

スープも絶品で御飯にかけて食すと　とても　美味しい。　それから　これにあった漬物があって　べったら漬のあの甘い味が　すごく調和する。なので　これも不可欠である。