寒鰆

鰆は春の魚とばかりおもっていた。 なんせ 魚篇に春を書くのだからだ。

昨日 買い物でスーパーの魚屋を覗いたら 鰆に切り身が一切れ百円であった。 最近 魚類に縁がなかったので 夕食用に求めた。 日本海島根県で 上がったものらしい。

この辺では 鰆の旬は春なので ウィデキアで調べた。 よると 関西では春から早夏にかけて 良く採れるので この時期が旬。 関東では 脂ののりがよい 十二月から二月にかけてが 旬とあった。 岡山あたりでは祭り寿司に鰆の酢漬が欠かせず 春の季語にもなっている。

夕食に焼いて食したが あっさりとした身の中にも あぶらが良く乗っていて 中々の美味であった。 冬の寒鰆も良いな!

昨夜の夕食は 寒鰆の焼き物大根おろし添え(壺屋焼 宮城須美子作) ヒジキの煮物(温泉津焼 森山窯) 菠薐草と縮緬雑魚の柚和え(小石原焼)
蕪と揚げの味噌汁 御飯 納豆 蜜柑 ノンアルコールビールである。

で ひさしぶりに休肝日の夕食となった。