蝋梅

ロウバイロウバイ

花の無い冬にあって 黄色の花が暖かそうで素敵だ。 蝋の様な 少し艶のある黄色は絵の具ではなかなか表現できない美しさがある。

若い頃 黄色が好きで服や乗り物がその色だったことがある。何故そうだったのかは思い出せない。 黄色は膨張色なので 非常に使いずらい色でもある。 なので 最近はブルーかグレイか黒しか着ない。

画家で黄色と言うと ゴッホだろう。彼の黄色は自然のひまわりよりも美しい黄色を表現しているとおもう。 でも 個人的には黄色の絵では「ひまわり」よりも「夜のカフェテラス」がゴッホの最高傑作と思う。

黄色の暖かなカフェの明かりとブルーの夜空の対比が見事である。この絵はオランダのクレラー.ミュラー国立美術館にあるので 今年の夏には是非 彼の地を訪れ 本物と対面したいと 今からその日を待ち望んでいる。

ロウバイの黄の花が終ると 春がやってくる。その次は夏だ。