干し柿 その後

今年は 柿がうまく カビにならず 干し柿となった。

最初に湯通し をしたのが 良かったみたいである。 さらに 雨が降りそうであると 直ちに 室内に移動させ 晴れるやいなや 屋外に干した。

とても 良い塩梅に出来たが 家人が 日に一個 また一個と食したので数が減って 今 十一個である。

昨日の夜 更に 一個 食したらしいので 今日は十個になってしまった。

自分は一個しか 食していない。とても 美味しいので 家人は既に 七個食してしまった。このままだと 粉を吹く前までに 無くなってしまいそうだ。

子供の頃 育った山里では 晩秋のおやつは 干し柿だった。 我が家の今年の干し柿は あの 懐かしい時代 貧乏だったが 暖かい家族構成だった頃を思い起こさせてくれた。 

柿の季節が終ると 直ぐに 厳しい冬がやって来た思い出がある。