ル コルビジュエ 最後の作品

チューリッヒ郊外にある 現代建築の黎明を築いた 偉大な 建築家 スイス生まれのフランス人 ル コルビジュエの最後の作品。

フォルムも綺麗だが パネルの原色の扱いが もっと 素敵である。 

ヨーロッパの乾燥した気候のせいか 赤や緑や黄の原色が とても 鮮やかに 感じられ 心地よい。ピーターズンドーの緑色の客室もそうだった。

比して 日本では すこし 彩度を落とした 中間色が合う。 そうでないといけない。 原色は少し けばけばしいと思う。 湿気を多く含んだ 大気にせいではなかろうか?

どちらが良いとは 一方的には言えないが 建築はバナキュラーなものだから 土地風土の合ったものが最良であると思う。