チューリッヒ市電



チューリッヒ市内は市内電車 トラムが網の目のように走っている。古いのから新しいのまで いろいろあるが 新型は五両編成で 広電のトラムを少し 大振りにした様な車体である。静かで快適。

運転席は片方にしか無く 終点は輪っかになっていて ぐるりと回って 進行方向を変える。線路は輪っかになっていて エンドレステープになっている。 こんなのは 初めてだった。 運転士一名のみ 車掌はいない。 みんな 勝手に乗って 勝手に降りる。切符なし。

でも ときどき 検札があって 乗車券がないと かなりのペナルティーを取られるらしい。

スイスパスは有効。

宿の前の停留所はセントラルといって 三方から つぎからつぎへと電車がやってくるが 信号もないのに ぶつかリもしないし 人もその電車の来る合間をねらって 横断している。それでいて 事故が起きる様子もない。

こんなことが 日本だったら大変なことで 物議をかもすだろう。でも これが 当然なのが スイスだ。