ホトケノザ

雑草である。 何の役にもたたない。 花の色形はレンゲソウと似ているけれど 非なるものである。 春先には そこいら中に咲くけれど 誰も眼にもとめない。 とにかく 厄介な代物だ。

なのに 何故だか 仏の座(ホトケノザ)と言う 立派そうな名前がついている。 初めて この名前を着けた人は 何を慮って つけたのだろうか?

まあ 仏は何の役にも立たないので 判らないでも無い。

東日本大震災で つくずく そう思った。 役にたつのは 人と人との助け合い つながりである。

偉そうな事を行っているけれど 宗教なんて なんの役にも立たない! どこかの 首相と同じである。

と書いて来たが 良く見ると 雑草 ホトケノザ この花と色も 春を告げる一点景ではある。