半生の記

松本清張氏が 作家として 生活の糧を得るまでの 暗く 姍姍たる生活を淡々と描いている。

読んでいて 苦しく 悲しくなるけれど ある意味 戦後は日本のほとんどの人々が貧しく 苦しい生活だったと思う。

人々の努力で 今日の日本の生活がある。

東日本大震災で被災された 人々の生活が 再び 平穏で豊かになる事を願うと同時に

自分たちも すべてのモノが潤沢な生活(特に電力)から 垢を洗って 清貧な生き方をこれからは もとめて行く必要がありそうだ。