黒革の手帳

銀行に勤めるオールドミスが ふとした きっかけで大金を詐取し 銀座のバーのマダムとなる。その後 さらに利を拡大しようとするも 小さな悪が巨大悪におしつぶされてしまう ミステリー的犯罪小説である。

社会悪を的確に表現している 松本清張の社会観はすばらしいと思う。

この話はテレビドラマにうってつけの題材らしく 何度か放送されていて
最近では 米倉涼子が主人公を演じているらしい。

小説の松本清張 描く オールドミスとは かけ離れた 美貌の持ち主で明るい性格なので どのように演じているのか 興味がある。

残念ながら ドラマを見逃しているので 気になって仕方が無い。