タラヨウ

閑なので ほとんど毎日 ウォーキングをしている。 ウォーキングコースの1つは旧五日市町をほぼ一周するのがある。 その 中間点に安芸五日市郵便局がある。 拙宅から 約一時間 約4km(昔風だと一里)ぐらいだ。 その 郵便局の脇に記念樹が植えてあって 傍に由来を示した表示板が立っている。

それによると この樹は「タラヨウ」といって むかし 葉っぱの裏に堅いもので引っ掻くと文字が浮かび上がる。 古人はこの葉を 紙の代用として 葉書?に利用した とあった。

葉っぱは堅く 丈夫そうである。 ウォーキングで通りかかるたびに気になっていた。葉っぱを引っ掻いたらどうなるだろうか?

だが 樹は郵便局所有である。 葉っぱをとるのも気が引ける。 

とうとう 意を決して 人通りのないことを確認し 葉っぱを二枚 かっぱらって来た。そそくさと家に帰って 葉っぱの裏を引っ掻いたら ちゃんと文字が書けた。 安心した。 正しい表示板である。

なので タラヨウは郵便局の木と呼ばれている。

昨年 暮、 タイに年賀状をだしたら 約二週間くらいかかって 着いた。 その後、タイ旅行の礼状を出したら エアメールなのに約十日間くらいかかった。 毎日 タイ国際航空が飛んでいるのに タイへの郵便は時間がかかる。

昨年 夏 スイスの旅先から 拙宅に絵はがきを送ったら 四五日で着いたみたいだ。 スイスでは葉書の切手代が150円位なので 高いけれど 確実に早く着く。 一昨昨年には 切手を貼り忘れて ユングフラウヨッホから 投函したら 絶対着かないとおもっていたら ちゃんと着いたことがあった。どんな田舎でも郵便局があるスイスポストは完璧である。似たような国のオーストリアは少しいい加減で 投函したけれど 一枚だけ 配達されなかった。残念である。

タイへの エアメール葉書は一枚70円である。 日本郵便は安いけれど もっと早く着くようにしてもらいたい。

でも 最近は殆ど E-Mailなので 瞬時につく なので 不便は感じない!