絵本

先日 所用があって 広島市内へでかけたおり 少し時間があったので 紀伊国屋書店をのぞいてみたら この本があったので 立ち読みしたら 内容がとても良かったので 買って帰った。

絵本作家 イラストレーターのムックである。

かがのい ひろし 酒井駒子 いせ ひでこ 三人の画家の特集であった。

はずかしながら このうちで 知っていたのは いせ ひでこ だけである。

中でも かがのい ひろしの作品にはことのほか 惹かれた。 シンプルなだるまや 餅や 蒲団や などなど が目と顔?の表情で 楽しく豊かな気持ちを私にあたえてくれた。

経歴を見ると 本来は芸大志望だったが 三度失敗して 東京学芸大に進みその後 養護教員を永年勤め 五十歳にして 絵本画家としてデビュー しかし 五十四歳にて膵臓癌で死亡とある。ずっと 画家になることが夢であって 2005年に退職するまで 特別支援学校時代のいろいろな フィギュアや人形劇の造形作品ものこっているみたいだ。 

活躍した約四年間の短い間に 「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の がのと 三部作を始め 沢山のゆかいな住人たちを キャラクターにした十五冊の作品を残してくれた。

とても 惜しい人であった。

でも 彼の作品は永遠に子供達を楽しませてくれる。