「坂の上の雲」の影響で このところ 子規の俳句に取り組んでいる。
さすが 俳句の中興の祖であって どの俳句も素晴らしい! まるで 明治の日本の情景がそこに浮かんでくるようだ。
五七五の短い文章が かくも このように 広い世界を見せてくれるのも驚きであった。
いままでは 「柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺」しか 知らなかったが
さらに 広く 深い世界があった。
句集の装幀にはジャワ更紗が用いられていて これまた 美しい。 インドネシアやマレーシアで生産されるローケツ染めで バテックとも言う綺麗な染め物である。
シンガポール航空のアテンダントがこの生地の制服を着ているのをおもいだした。なかなかの美人ぞろいの航空会社である。