今週は最近読んだ 佐藤 多佳子の小説のシリーズとする。
青春時代 特に高校生のありさまいきざまをいきいきと描き 私にとってかけがえの無い時期 こうだったらよかったのにと 深い 想い出をよみがえらせてくれる。
これは ちょっと変わった高校生二人の青春に愛が芽生えてくる過程を縦軸に 横軸には絵画を織り込んだ楽しい物語である。
自分にも こんな夢を抱いた時代が在ったなと同感することしきりであった。
読んでいてとても楽しかった。筋書きの構成もすばらしい!
表紙はイラストレーターの井筒 啓之。今の高校生だ。