せんとくん

平城遷都1300年のキャラクターデザインで話題になった 私の好きな彫刻家
薮内佐斗司さんの講演会が土曜日の午後 広島市児童文化会館であった。

演題は「日本のこころ. 木の文化」で 薮内さんの宗教観からひもどいてなぜ 木彫で仏像を制作するのか?がテーマであった。

人の太陽の恩恵にたいする畏敬の思い から 太陽信仰が始まり 平たく言えば オテント様のおかげで すべての地球の人々が生きてこられたと言う内容で 山の木が光合成で大きくなり 水が高いとろから流れ下るのも 太陽熱による 海水の蒸発が雲になって 山に雨を降らせるなどなど を例にとって 薮内さんがなぜ 木を三十年間 楽しく 彫りつずけて来たのかなど たのしい講演で感銘を受けた。

講演会は広島市文化財団と広島大学県立広島大学の共催で お土産に 薮内さんの彫刻の写真が載った 2010年開運暦ー薮内佐斗司謹製まで付いて とても充実した時間が過ごせた。

追記 奈良の「せんとくん騒動」は私の嫌いな 市民運動家の一部の寺の糞坊主と売れない地元のグラフィックデザイナーの売名行為にマスコミが悪のりしたことが起因らしい。そういえば 奈良に阿修羅像を観に行った時に「せんとくん」以外のキャラクターは見なかった。