スイスの花

国の花はエーデルワイズであ。野生のものは少なくなったらしいけど,園芸種は街で一鉢 千円程度で売っていた。清楚で可憐な花である。アルプスの三大名花はこの エーデルワイズとアルペンローゼとエンチアン(青い竜胆のこと)とある。アルペンローゼはベルニナ急行の車窓から見た。竜胆(リンドウ)も山で見かけたけど エンチアンかどうか?判らなかった。これら以外も様々な高山植物の花が 沢山咲いていて目を楽しませてくれた。

街の民家の窓はゼラニウムの赤い花が多く 綺麗である。ツェルマットのホテルの窓にも沢山のゼラニウムが咲いていた。毎朝 咲いた花を女主人が手入れしていて日課みたいだった。水やりは自動化されているみたいだ。見てる方は 綺麗綺麗と思うだけだが、その背後には 大変な人手と努力が隠されている。

ベルンのパウルクレーセンターは周囲を広大は向日葵畑に囲まれていた。少し 盛りには遅れてしまったが 全盛の時は素晴らしいと思う。街では向日葵のアレンジが沢山 売られていて スイスの人は夏 この花が好きなんだと思った。

八月一日がスイス建国記念日なので ベルンの花屋にはスイス国旗をデザインした赤いバラと白いバラでできている花飾りが並んでいた。(写真)かなり高価そうだたけれど これを飾って 国の建国を祝うスイスの人々は
素晴らしいと思う。

家人が今日も 狭い我が庭の花の手入れをしている。もう少しすると秋のバラの季節である。