パウルクレーセンター

七月三十日

今日は 私にとって スイス旅行の数ある願いのうちの1つ レンゾ ピアノ設計のパウルクレーセンターを訪問する。

 グリンデルワルドの宿で スイス定番の朝食 フレッシュジュース、ミルクティー、パン、ハム、チーズを食し、早々にベルンへ出発。
インターラーケンからは 床の高いベルリン行きのドイツ国鉄の電車で約一時間である。荷物が重い。

ベルンの駅で 今日泊まるホテルを探そうとするも、位置関係がわからず
四苦八苦していると 家人がグーグルの写真から こっちと言う。そこいらの人にドイツ語で訪ねていたら、そばをとうりかかった 若い女の人が親切に教えてくれる。ホテルが見える位置まで 同行してくれて教えてくれた。感謝!

宿に荷物をあずけて さっそく 12番の赤いトロリーバスで パウロクレーセンターに向かう。旧市街の石畳の道を走って しばらく ゆくと 郊外である。バスの終点がセンターなので間違わない、運転手がこの建物はベルンの誇りらしく 親切のいろいろ指示してくれた。

建物は 広大は向日葵畑に囲まれた 三連の連続するアーチから成っている。 思ったより繊細で美しい。 中に入ると 警備員が「日本の方ですか?荷物をロッカーに預けてください」と言う。総ガラスのエレベータで地下に降りて荷物をあずけて 館内を巡る。 インテリアもすばらしい!撮影ができないのが 残念である。

キャロットスープで昼食。レンゾ ピアノ設計?のスープ皿は食べにくかった。パウルクレーの指人形セット他 希望だった 沢山のお土産を買って 町に帰る。

ホテルのフロントの女の子が 英語でいろいろ言う。よくわからない、やっと 宿泊代を今日中に払え、との事と理解する。ホテルは古いけれど 掃除が行き届いていて 清潔で綺麗。木造の古いエレベータで上下する。

町へ出で 有名な時計台を見る。四時になったので 鐘が四回なって人形がぐるりと回った。こんなもんなんだ。

夕食を摂ろうと 下のレストランへ行くと 張り紙があって しまっていた。時間がまだかなと思い、しばらくしてもしまっている。パークとあるが 意味不明。まっていると スイス人の二人ずれが来て どうも前の公園で 営業中であるらしい。周辺を電車が走り回っていて 広島で言えば 紙屋町の交差点の中央にカフェがある状況である。

この店の娘さんは英語がよくわかって、ソーセージと野菜のプレートとビールでスイス最後の夜の晩餐を楽しむ。

明日は いよいよ 日本へ!