明治以前 江戸時代には月の満ち欠けによって人々は一ヶ月の単位としていた。現代では一ヶ月が単なる単位でしかなく風雅さもない。しかも四季も暑い酷暑の夏が長くて季節に良い春秋が年ごとに短くなり温帯である日本が熱帯に変わりつつある。情けない事である。気持だけでも夜空に浮かぶ月をながめて時の移ろいを感じながら生活したいものだ。

「夏の月 あと何日で 中秋ぞ」 忠行