都市化により田圃が少なくなったが今年も街のあちらこちらの軒下でツバメが巣をつくり子育てに励んでいる。家族が行きつけの美容院の軒先では二年振りに母燕が卵を抱いていた。梅雨があけると親子ツバメは少しのあいだ近隣のせせらぎなどで飛行の練習を繰り返しながら南の国へと旅立つ。来年また帰っておいで!

「せせらぎに 水浴びするや ツバメ達」 忠行