蕎麦


今日からは師走、あとひと月で今年も終わる。一昨日奥出雲の地を訪ね前日述の可部集成館の駐車場そばの蕎麦屋「清聴庵」で年越し蕎麦を超早めに食した。蕎麦は脇の渓流を流れる水を利した水車小屋でひいた十割蕎麦でのどごし良くとても美味い。実に美味い!僻地ゆえメニューは割子と釜揚げしかなく割子を注文したが後口も爽やかで絶品であった。ともに七百五十円はリースナブル値段だ。店内の簡素な座敷からは店名の由来に成った「清聴の滝」が望め さながら日本の桃源郷は此処かもしれない。雨にたたられた今回の小旅行だが家人共々十二分に満足してその夜の温泉宿に向かった。

「時雨避け 釜揚げ食らう 山の店」 忠行