二百二十日


先週の土曜日は廿日市の二百二十日豊年祭が旧街道西国街道沿いで沢山の露店がならんで盛大に開催され賑わっていた。今年は大きな台風も来ず平穏であったのでなおさらである。ただこの日は新暦の二百二十日であって旧暦では十月末である。よって本来はまったく野分の心配が無くなった時期であろう。かように我が国の四季は旧暦で表現すると時節の合致することが殆どである。新暦では余りにも時期が早くて情感がない。日時もそうだが寸法も人体を基本にした尺やフィートだと表現と実態が合致すると思う。冷然としたメートル法は記号でしかありえない。これからはなるべく旧暦や尺で物事を考えようとおもう。